「賢fuda(かしこふだ)」は、当社が開発した電子ペーパー表示機能付きタグです。
※ラインナップ
ワイヤレス給電タイプ
従来の、電子ペーパーを利用したタグ(当社製)には、通信・書き換えのための電力の確保に電池を使用していましたが、その為、電池の寿命に合わせ電池交換が必要でした。
改良により、電子ペーパーの書き換え等に必要な電力は、ワイヤレス給電で行えるようになりました。
ワイヤレス給電タイプの特徴
- 電池交換が不要
- 市販の制御装置(リーダライタ))の利用が可能
ワイヤレス給電タイプのシステム例
タグの書き換え、上位システムとの連携を、スマートデバイス(※1)を利用しておこないます。
リーダライタや通信制御機器などは不要です。
※スマートデバイス(※1)の種類により、ご利用いただけない場合があります。
『賢fuda(かしこふだ)ワイヤレス給電タイプ』システム用途例
商店で:値札/POP書換システム
病院で:薬剤情報表示システム
工場で:生産管理システム
倉庫で:棚札/コンテナラベル書換システム
学校で:ネームプレート書換システム
会社で:会議室予約システム
二次電池内蔵タイプ
NFC / BLE モジュール(※2)と二次電池を内蔵することにより、表示書き換えの速度を大幅にアップさせた電子ペーパータグです。
二次電池内蔵タイプの特徴
- 制御装置としてスマートデバイス(※1)の利用可能
- 大きな画面サイズに対応可能
- 短時間での書換が可能
- 無線通信方式を選択可能(NFC版/BLE版)
- 10m以上の長距離通信が可能(BLE版)
二次電池内蔵タイプのシステムイメージ
- アプリをインストールしてあるスマートデバイス(※1)を 賢fuda にかざします。
- NFC / BLE モジュール(※2) を使用してスリープ状態の 賢fuda を起動します。
- スマートデバイス(※1)から情報を 賢fuda が取得します。
- 取得した情報より、賢fuda の電子ペーパー部分にメッセージを表示します。
- 表示書き換え完了後、賢fuda はスリープ状態になります。
- 賢fuda 起動時には、ブザー音と LED点灯 によってお知らせします。
- 表示する内容は スマートデバイス(※1)のアプリケーションにより自由に変更可能です。
『賢fuda(かしこふだ)二次電池内蔵タイプ』システム用途例
工場で:工程指示書/現品票書換システム
病院で:患者情報共有システム
ホテルで:インバウンド対応メッセージ表示システム
※1:スマートデバイス…スマートフォンやタブレット端末などあらゆる用途に仕様可能な多機能端末。
Androidスマートフォン、iPhone、iPadなど。
※2:NFC / BLE モジュール…「NFCモジュールとBLEモジュールのどちらか一方、もしくは両方の実装が可能
【NFC】 近距離無線通信技術の1つ (Near Field Communication)
【BLE】 Bluetoothの拡張仕様の1つ (Bluetooth Low Energy)